絶景!宝剣山荘テント場(千畳敷カール〜中岳〜木曽駒ヶ岳)
2023/8/17(木)に中央アルプス宝剣岳の麓にある宝剣山荘のテント場で1泊してきました。初の山小屋テント泊です。
事前に購入していた駒ヶ岳千畳敷カールきっぷで朝6時45発にバスタ新宿を出発
10時25分、駒ヶ根バスターミナルに到着し、徒歩ですずらん通りバス停に移動(徒歩約2分)
路線バスに乗りロープウェイのしらび平駅へ向かいます。
しらび平につく頃には雨が降り始めましたが、ロープウェイに乗り千畳敷駅へ。
千畳敷カールに到着、雲が多く雨も降っていましたが、その景色の美しさに圧倒されます。
正午頃カッパを着て登山開始、千畳敷カールを登りきったところにある宝剣山荘を目指します。写真の左側の一番高い山が宝剣岳でその麓に宝剣山荘があります。カールの壁は遠目にみると垂直にしか見えず、こんなところ本当に登れるのか?と心配になりましたが、近くに行くとつづら折りの登山道(八丁坂)になっていて、なんとか登れそうです。
13時10分、やっと登りきって稜線にでました。乗越浄土(のっこしじょうど)です。
左手に宝剣山荘(青い屋根)がみえます。
赤い屋根は天狗荘でテント場は宝剣山荘と天狗荘の間にあります。
13時20分、宝剣山荘で受付し早速テントの設営に入ります。10張りの小さなテント場です。ここのテント場は事前の予約制なので満員で張れないということがなく安心です。
まだ2張りしか張られていませんが、夜2名来られたので最終的に5張りになりました。
設営完了。テントは軽量なGeerTopのワンポールテントと悩んだのですが、強風になったときに耐えられるか心配だったので、丈夫なダンロップテントにしました。強風になっても飛ばされないようにテント上部についているループをガイロープで固定します。
張り終えた途端に雨が強くなってきたので、しばらくテントの中で横になって過ごしました。その後、降ったりやんだりを繰り返しましたが17時頃、雲が晴れて景色が見え始めました。
絶景です!!
雲海がテント場の下に広がっています。
夕日がきれいです。
さすがに標高2870mのテント場は景色が違います。
日が暮れてきたので、夕食を作ります。いつものコープの五目御飯と味噌汁です。ビールは山荘で買いました。標高が高いので袋がパンパンです。
見た目は美味しそうにできましたが固形燃料で炊いたせいか火力が足りず、味はイマイチでした。
食べ終えて、20時ごろには寝袋へ。
翌朝は4時に起きて日の出を見ます。
みんなテント内のライトがついているので起きているようです。
テント場から朝日が見えるなんて最高です。
お城みたいに見えるのは雲です。
コーヒーを飲みながら日の出を待ちます。
朝日が右側の山の裏から出てきそうな感じがしたのでテント場から5分ぐらい歩いて中岳の中腹まで登って見ることにしました。
雲海からの日の出、最高です。
テント場に戻るとこんな感じ。
朝日で一面オレンジ色です。
テント場は朝8時までには出ないといけないので、朝ごはん(ラーメン)を食べて撤収しようと思っていましたが、お腹が減らないので、駒ヶ岳山頂で食べることにし早々と撤収開始、山荘で水をくんで6時30分頃には出発しました。まずは中岳山頂を目指します。
中岳山頂到着。
中岳の山頂からは、有名な頂上山荘のテント場が見えます。こちらはたくさんのテントが張られていてにぎやかな感じです。
頂上山荘の奥にある山が木曽駒ヶ岳です。
360度絶景です!!
景色を存分に楽しんだあと、ラーメンは作らずそのまま下山しました。(何故かお腹が減らない…)
乗越浄土まで戻ってきて千畳敷を見下ろすと八丁坂をたくさんの人が登ってくるのが見えました。
赤い屋根はロープウェイ駅に併設されているホテル千畳敷です。
八丁坂を下り千畳敷カールに到着。
昨日とは打って変わって晴天、こちらも絶景でした。
帰りは温泉に入ってから高速バスに乗ろうと思い、千畳敷カールきっぷについていた「こぶしの湯/こまくさの湯」の割引券でこぶしの湯に行くことにし、最寄りのバス停で途中下車しましたがバス停から徒歩25分と、とても遠い場所にある温泉でした。キャンプ場に隣接したキレイな温泉でしたが帰りも25分かけて歩いたためバス停につく頃には汗だくでした。
後で調べたら「こまくさの湯」は最寄りのバス停から徒歩1分で、しかも「ゆるキャン△」の聖地になっている温泉でした…残念…
最後に失敗してしまいましたが、夏休みに最高のソロキャンプ&登山を満喫できました。