徒歩ソロキャンプ

電車、バス+徒歩でキャンプに行ってます

ベルモント チタンクッカー深型(S) BM-092

愛用しているエバニューの550FDですが、袋ラーメンを作るにはちょっと小さめなので、一回り大きなクッカーを探していたところ良いのがありました。ベルモントのチタンクッカー深型(S)BM-092です。

ベルモント チタンクッカー深型(S) BM-092

850ml入るので水が500ml必要なラーメンでも余裕があります。

550FD(550ml)でも作れなくはないですがギリギリです。

550FDで水500mlのラーメンを作っているところ

今後は米を炊く場合はアルミの550FD、ラーメンの場合はチタンのBM-092になると思います。

ちなみに550FDはBM-092の中にギリギリスタックできますが無理やり入れるとキズがつくのでスタックする場合は550FDの取手を取り外します。

取手を外すとスッポリ入りますが、ピッタリなので出すときは少し苦労します。

左)BM-092(850ml) 右)550FD(550ml)

900mlのクッカーだとちょっと大きいという人にはオススメのクッカーです。

 

絶景!宝剣山荘テント場(千畳敷カール〜中岳〜木曽駒ヶ岳)

2023/8/17(木)に中央アルプス剣岳の麓にある宝剣山荘のテント場で1泊してきました。初の山小屋テント泊です。

事前に購入していた駒ヶ岳千畳敷カールきっぷで朝6時45発にバスタ新宿を出発

10時25分、駒ヶ根バスターミナルに到着し、徒歩ですずらん通りバス停に移動(徒歩約2分)

路線バスに乗りロープウェイのしらび平駅へ向かいます。

しらび平につく頃には雨が降り始めましたが、ロープウェイに乗り千畳敷駅へ。

千畳敷カールに到着、雲が多く雨も降っていましたが、その景色の美しさに圧倒されます。

正午頃カッパを着て登山開始、千畳敷カールを登りきったところにある宝剣山荘を目指します。写真の左側の一番高い山が宝剣岳でその麓に宝剣山荘があります。カールの壁は遠目にみると垂直にしか見えず、こんなところ本当に登れるのか?と心配になりましたが、近くに行くとつづら折りの登山道(八丁坂)になっていて、なんとか登れそうです。

13時10分、やっと登りきって稜線にでました。乗越浄土(のっこしじょうど)です。

左手に宝剣山荘(青い屋根)がみえます。

赤い屋根は天狗荘でテント場は宝剣山荘と天狗荘の間にあります。

13時20分、宝剣山荘で受付し早速テントの設営に入ります。10張りの小さなテント場です。ここのテント場は事前の予約制なので満員で張れないということがなく安心です。

まだ2張りしか張られていませんが、夜2名来られたので最終的に5張りになりました。

設営完了。テントは軽量なGeerTopのワンポールテントと悩んだのですが、強風になったときに耐えられるか心配だったので、丈夫なダンロップテントにしました。強風になっても飛ばされないようにテント上部についているループをガイロープで固定します。

張り終えた途端に雨が強くなってきたので、しばらくテントの中で横になって過ごしました。その後、降ったりやんだりを繰り返しましたが17時頃、雲が晴れて景色が見え始めました。

テント場からみた伊那前岳

絶景です!!

テント場から見た宝剣岳

剣岳(左)と天狗岩(右)

雲海がテント場の下に広がっています。

夕日がきれいです。

さすがに標高2870mのテント場は景色が違います。

 

日が暮れてきたので、夕食を作ります。いつものコープの五目御飯と味噌汁です。ビールは山荘で買いました。標高が高いので袋がパンパンです。

見た目は美味しそうにできましたが固形燃料で炊いたせいか火力が足りず、味はイマイチでした。

食べ終えて、20時ごろには寝袋へ。

翌朝は4時に起きて日の出を見ます。

みんなテント内のライトがついているので起きているようです。

テント場から朝日が見えるなんて最高です。

お城みたいに見えるのは雲です。

コーヒーを飲みながら日の出を待ちます。

朝日が右側の山の裏から出てきそうな感じがしたのでテント場から5分ぐらい歩いて中岳の中腹まで登って見ることにしました。

雲海からの日の出、最高です。

テント場に戻るとこんな感じ。

朝日で一面オレンジ色です。

テント場は朝8時までには出ないといけないので、朝ごはん(ラーメン)を食べて撤収しようと思っていましたが、お腹が減らないので、駒ヶ岳山頂で食べることにし早々と撤収開始、山荘で水をくんで6時30分頃には出発しました。まずは中岳山頂を目指します。

右側の山が中岳

中岳山頂到着。

中岳の山頂からは、有名な頂上山荘のテント場が見えます。こちらはたくさんのテントが張られていてにぎやかな感じです。

頂上山荘の奥にある山が木曽駒ヶ岳です。

木曽駒ヶ岳山頂に到着。中央アルプス最高峰の2956mです。

360度絶景です!!

御岳山

富士山

木曽駒ケ岳神社 奥社

景色を存分に楽しんだあと、ラーメンは作らずそのまま下山しました。(何故かお腹が減らない…)

乗越浄土まで戻ってきて千畳敷を見下ろすと八丁坂をたくさんの人が登ってくるのが見えました。

赤い屋根はロープウェイ駅に併設されているホテル千畳敷です。

八丁坂を下り千畳敷カールに到着。

昨日とは打って変わって晴天、こちらも絶景でした。

帰りは温泉に入ってから高速バスに乗ろうと思い、千畳敷カールきっぷについていた「こぶしの湯/こまくさの湯」の割引券でこぶしの湯に行くことにし、最寄りのバス停で途中下車しましたがバス停から徒歩25分と、とても遠い場所にある温泉でした。キャンプ場に隣接したキレイな温泉でしたが帰りも25分かけて歩いたためバス停につく頃には汗だくでした。

駒ヶ根キャンピングリゾート by 駒ヶ根家族旅行村

後で調べたら「こまくさの湯」は最寄りのバス停から徒歩1分で、しかも「ゆるキャン△」の聖地になっている温泉でした…残念…

最後に失敗してしまいましたが、夏休みに最高のソロキャンプ&登山を満喫できました。

100均折りたたみミニゴトク

アルコールストーブにピッタリなゴトクをセリアで見つけました。

セリア 折りたたみミニ五徳

丈夫なステンレス製で62gと軽量です。

トランギアのアルストにぴったりです。

 

そして、なんと鍋を乗せた状態で火力調整蓋が使えるではないですか!!!

これまでなかなか良いものがなかったのですが、長年探していたものが100均から販売されるとは。。。

愛用していた雑誌の付録の焚き火台ともこれでお別れです。

 

ponda24.hatenablog.com

 

スノーピークのチタンマグ300も問題なく乗せられます。

アルストで必須の風防も100均のもの改造して使っています。

もともと風よけの部分は8枚ですが2枚外して6枚に改造。(針金のような棒を引き抜くことで簡単に外れますし元に戻すことも可能です)

そうすることで丁度よい長さになり軽量化にもなります。

ちなみに、テーブルも100均の網テーブルを使っています。軽量ですが風がふいても飛ばないですし洗った食器をひっくり返して置いておけばすぐに乾きます。

100均最高です!

上大島キャンプ場(神奈川県相模原市)

JR横浜線橋本駅からバス+徒歩で行ける上大島キャンプ場に6月3日(土)から1泊で行ってきました。市営のキャンプ場で10名まで1泊2,000円と格安です。

今回は会社の同僚と3人で車で行ったので駅からの徒歩写真がないのですが、橋本駅南口のバス乗り場からは、

神奈中バスで上大島バス停下車、徒歩15分

コミュニティバス相模川自然の村バス停下車、徒歩5分

のいずれかになります。コミュニティバスは本数が少なくバスも小型で大きな荷物は邪魔になるので、歩く距離は長いですが神奈中バスが良いと思います。

前日から台風の影響で天候悪く当日の午前中まで雨が降り続いていたので遅めの14時30分にチェックインしました。

中央広場

雨も上がり晴天ですがキャンセルした人が多かったのかサイトはガラガラです。キャンプ場の脇を流れる相模川は水量が多く濁っていました。

車を第2駐車場に停め、目の前の松林エリアにテントを張ります。

今回もGeerTopの1ポールテントです。慣れてきたのできれいに張れました。

松林エリア

サイトは水はけよく水たまりなどはありません。

管理棟の売店で薪と木炭を買い夕食の準備に取りかかります。今夜の夕食は炭火で色々な食材を焼きまくります。まずはソーセージ。

ソーセージ

炭火が弱いので薪を追加します。

ねぎま

つくね かわ

炭火ではなく薪で焼いている感じです。

いか

19時頃ようやく暗くなってきました。月がきれいです。明日は満月のようです。

南広場

フォーのスープ

このあとメインディッシュのカルビの串焼きがありましたが食べるのに夢中で写真を撮り忘れました。

ようやく炭火が絶好調になってきましたが、残る食材はベーコンとちくわのみです。

ベーコン

ちくわ

ちくわがパリパリに焼けました。今回初めて木炭を使ったのですが、何を焼いても美味しく焼けて大満足でした。お酒もなくなり宴会終了。22時頃就寝しました。

翌朝も晴天、気持ちの良い朝です。

リゾートに来たような景色です。

このあとデイキャンプの人達が多数来場され賑やかなキャンプ場に一変しました。

小さな子どものいる家族組が大半でソロキャンパーはほとんどいませんでしたが、ソロでも十分楽しめるキャンプ場ですので近いうちにまた一人で来たいと思います。

滝沢園キャンプ場(神奈川県 丹沢山麓)

ゴールデンウィークの4月30日(日)に丹沢山麓にある滝沢園キャンプ場に行ってきました。このキャンプ場のフリーサイトは予約ができないので行ってみて満員だったらどうしよう、と思いながらも、この日は雨の予報なのと翌日は月曜日で子供は普通に学校があるので空いていると思い現地に向かいました。

〈滝沢園の行き方〉

小田急渋沢駅下車

大倉行きのバスに乗り終点の大倉バス停で下車。乗車時間は15分程度。

大倉バス停

大倉バス停を降りると大きな橋が見えるのでこの橋を渡ります。

風の吊橋

吊り橋からの景色

橋を渡った先の左側の階段から道路に降りて

道路を右方向に進むと滝沢園の看板があります。

管理棟到着

チェックインは13時からなので13時めがけていきましたが予想通り空いていたので受付しフリーサイトに向かいます。(フリーサイト1,100円)

まずは河原に降りる階段を下ります。

フリーサイトは川を渡った先なので板の橋を渡ります。

この橋をキャリーカートで渡るのは危険なので荷物は全てリュックにつめてきました。

リュックはワークマンのジョイントパック ハイカーズエディション、41Lと大容量ですが880gと軽量で使いやすいです。

橋を渡ってすぐのサイトは広々としていて明るい感じですが平らな場所が少ないので奥にある林間サイトも見に行きます。

河原のサイト

林間サイトは上段、下段に別れていて地面はどちらも平らです。

林間サイト(上段)

林の中なので日陰になっていて夏は涼しいのではないかと思います。

林間サイト(下段)

ただ、この日は天気が悪く少し暗い感じがしたのと、丹沢名物のヤマビル(吸血されます)が出てきそうだったので、結局河原のサイトにテントを張りました。

14時頃予報通り雨が降ってきたので傘をさしてやり過ごします。

一段落したのでビールを買いにいきました。自販機があるので夜売店が閉まっても買えて便利です。

夕食はいつものコープの釜飯+どん兵衛(ミニ)を混ぜて炊いてみましたが、

残念ながら微妙な味になってしまいました。

釜飯とどん兵衛の味がマッチしておらず、混ぜなければよかったと後悔です。

美味しくないのですが食べないとお腹が空いて眠れないので完食します。

日が暮れて雨もやみましたが、焚き火はせず早く寝ることにしました。

このテントで寝るのは初めてですが、夜テントにライトを当てると反射テープと蛍光ロープがとても光って驚きました。

シングルウォールなのでテントの中でライトをつけると中が透けて見えます。

翌日は晴れて気持ちの良い朝です。

朝食は袋ラーメンにサバの水煮を入れて食べましたが、これもまた微妙な味になってしまいました。ラーメンにサバは合わないみたいです。

夕食もそうですが今回余り物を寄せ集めて作ったのでうまくいきませんでした。

食後にコーヒーを入れて飲みます。

結局これが一番美味しかったです。

撤収中に地面を歩いているヤマビルを発見。

慌てて靴や服についていないかチェックしましたが、ついていませんでした。対策として食塩水を靴にスプレーしてきたのですが効いたみたいです。テントの下に敷いているブルーシートにも1匹ついてました。雨上がりに活発になるようですので石の下などから出てきたのかと思います。

〈まとめ〉

予約不要なので時間があいたときに「明日キャンプに行ってこよう!」ってできるところが自分には向いていて気にいってます。料金も良心的で助かります。ヤマビルには要注意ですが寒い時期は出てこないので気になる方は冬に行くのが良いと思います。

GeerTop 軽量ワンポールテント

キャリーカートでは行けないお山のテント場に行きたいと思い、軽量なテントを探していたところ「軽い、安い、かっこいい」と三拍子揃ったテントを見つけてしまい、ついポチってしまいました。

GeerTopのソロテントです。

実際にどうなのかレビューしていきます。

まずは重さですが付属品すべて含めて989gと軽量です。

青いきれいなV字のアルミペグ(9本)と足元を立ち上げる短いポールが付属します。

メインのポールはついておらずトレッキングポール1本で立ち上げる構造です。

家で広げてみると床は5角形になっていました。非自立形のシングルウォールテントですが前室があり、前室との堺の面がメッシュになっている構造です。

生地はフロア部(黒い生地)、本体部(緑色の生地)ともに20Dでフロア部はリップストップ生地になっていますが、破れるのではないかと心配になるくらい薄いです。

早速、河原のキャンプ場で張ってみます。

いきなり穴が開くのは嫌なので平らな土の地面を選びます。グランドシートはブルーシートを床の形に切って自作しました。

ペグを打ちトレッキングポールで立ち上げましたが正面左側に傾いてしまいます。

正面右側の前室部分のフライシートを強く引っ張ってもなかなか真っ直ぐにならないのでテントの頂点についているループにガイロープをつなぎそこを引っ張ってみました。

するとほぼ真っ直ぐになりました。

かっこいいです。 

テント内は横になったときに頭側が高くなっているので圧迫感はありません。座ると両サイドの生地が頭に触れますが高さ的には問題なく着替え等はできそうです。

五角形のため荷物を置くスペースもあります。

足元は一番狭い部分で幅60cmあるのでBUNDOKのマット(幅56cm)がちょうど収まります。

前室右側のフライをポールで立ち上げると、小さな屋根ができます。

暑い日はこの状態で寝るのが涼しくて良いかと思います。※中は丸見えですが。。。

ちなみにベンチレーターが頭上と足元の計2箇所にありますが結露防止用で穴が小さいのでクローズしたときの風通しは、それほどよくありません。前室を締め切ると春の日差しでもテント内は暑くなりました。

 

〈まとめ〉

よく考えられた構造で無駄のない軽量コンパクトな良いテントだと思います。生地がとても薄いですが他のUL系テントのスペックを見ても15〜20Dが多いので最近のUL系テントはみんなこんな感じなのかもしれません。破かないように大事に使っていきたいと思います。

 

 

奥多摩 氷川キャンプ場 雨キャン タープ泊

2023/3/18(土)、前の晩から降り続く雨の中、息子と2人で氷川キャンプ場に行ってきました。奥多摩駅から徒歩5分の駅チカキャンプ場です。

キャンプ場へ向かう途中の橋からテントサイトが見えます。土曜日ですが雨なのでさすがに空いています。

現地到着。受付を済ませテントサイトに向かいます。

管理棟からテントサイトまでは急坂です。登りはとてもキツイです。

まずは水はけの良さそうな砂利のサイトでタープを張り雨をしのぎます。簡単に張れるハーフテトラウェッジのオープンスタイルです。

タープ下で焚火をするのに向いている張り方です。

荷物をタープ内に運び込み一段落したので昼食をとります。立川駅売店で買ったサンドイッチです。

食べ終わってタープ下でのんびりすごしますが雨は止む気配がありません。

傘をさして遠くに見える吊り橋を渡りに行きます。

テントサイトの端にある階段を登ると吊り橋にいけます。

頑丈な作りなので高所恐怖症の私でも渡れますが、少し揺れて怖いです。

吊り橋の上から見えるテントサイトです。少し混んできました。

吊り橋の先の階段を登り道路を右に行くと、もえぎの湯があります。

足湯のみだと100円で入れます。

着替がないので今日は入らず来た道を引返しテントサイトに戻ります。

雨が小降りになってきたので息子のテントをタープの横にたてます。

写真手前側が高くなっているので、そちらが頭になるように縦にテントを張ります。

15:30、少し早いですが夕食の準備を始めます。このキャンブ場は直火OKですが、雨なので焚火台があったほうがタープの下で調理しやすいと思い、アルスト、二次燃焼ストーブ、パチグリル239を持ってきました。

今日のメニューは3種チーズのハンバーグ

炒めにんにく醤油鍋

ライス

ベーコンとソーセージです。

見た目は悪いですが美味しいです。

夕食も済んで、明るいうちに寝る準備をします。今夜の予想最低気温は2℃。この気温でタープ泊は初めてです。フルクローズして寒さを防ぎますがハーフテトラは隙間だらけなのでちょっと心配。カッコ悪いですが地面との隙間を少しでもなくすためポールを低めにセットします。

シュラフは愛用しているアルファライト500Xを息子に貸してしまったので、大昔に買った安価な3シーズンシュラフにナンガのシュラフカバーとシーツで頑張ります。

息子はアルファライト500Xの中に100均の1,100円シュラフを入れて二枚重ねで寝ます。

翌朝メモリーされた最低気温を確認すると、幕内温度6.8℃、外気温度5.5℃と予想ほど下がりませんでした。

私はダウンジャケットを着てフードをかぶりホッカイロを貼って寝ましたが、それでも少し寒かったです。息子はダウンは着ないでホッカイロのみでしたが寒くなかったそうです。100均のシュラフでも二枚重ねは効果があるようです。

翌朝は晴天。

タープをオープンにして乾かします。

ハーフテトラウェッジはオープン、クローズを簡単に張り替えられるので気に入ってます。

朝食はパンにコンビーフ炒めと昨日の残りのベーコン+ソーセージです。

見た目は悪いですが美味しかったです。

撤収し11:30頃、奥多摩駅から家路につきました。

雨でしたが風はあまりなかったのでストレスなく雨キャンを楽しめました。人気のキャンプ場ですが平日や雨の日はすいているので狙い目かもしれません。

 

大房岬自然公園キャンプ場(千葉県南房総市)

今回のキャンプは会社の同期3人で行く車グループキャンプです。2023/2/25から1泊で千葉県南房総市にある大房岬(たいぶさみさき)自然公園キャンプ場に行ってきました。

公園の駐車場にあるインフォメーションセンターで車の通行許可証を受け取ると公園内のビジターセンターまで車で入ることができます。

ビジターセンター

ビジターセンターで荷物をおろしキャンプ場の受付をすませ、そこからリアカーでキャンプ場まで向かいます。(車は駐車場に戻す必要があります。)

キャンプ場は、第1、第2とありますが、今回は海に近い第2キャンプ場にしました。

第2キャンプ場

サイトはフリー、手前側の端っこにテントを設営します。ソロテント✕3です。

設営完了し一段落したところで広大な公園内の散策にでかけます。

まずは要塞跡地

要塞跡地発電所施設

黒船来航から太平洋戦争が終わるまで、この岬は要塞として使われていたそうです。

不動滝、水はチョロチョロでした。

不動滝

南芝生園地

南芝生園地

ここからの海の眺めは最高です。

タイマイ

タイマイ

この浜で映画「ラーゲリより愛を込めて」の撮影が行われたみたいです。

映画で使われたと思われる流木のベンチがありました。

岩場では磯釣りをしている人がいます。

最後に第1キャンプ場を見学します。

第1キャンプ場

公園自体はとても広いのですが、テントサイトは第1、第2ともに、こじんまりとしています。起伏が多く平らな場所が少ないためと思われます。

お腹が空いてきたのでテントサイトに戻り、早めの晩ごはん準備に取り掛かります。

今日のメニューは焼肉とキムチ鍋です。

焚火台はパチグリル239と398の二台を使います。

薪はビジターセンターで杉薪(500円)✕1束、堅薪(400円)✕2束を購入しました。 

パチグリル239に鍋をかけます。

パチグリル398は100 均の鉄板(大)で焼き肉をします。

100均メスティン✕2ではお米を炊いています。

日も沈んで暗くなってきました。

テントサイトから見える夕日がとてもきれいです。

暗くなり、お酒も入り、同期の宴会が盛り上がります。

二杯目のキムチ鍋を火にかけます。

ミツカンのキムチ鍋の素がとても美味しかったです。

つまみが無くなったので朝のホットドッグ用のソーセージも焼いてしまいます。

宴もたけなわ 海からの強風が吹き始めて寒くなってきたので21時30分頃に宴会終了しテントに潜り込みました。強風は一晩中吹いてました。

翌朝、最低気温を確認したところ、外気温2.8℃、テント内5.9℃でした。

 

予報の最低気温は4℃だったのでそれより下がったようです。私はイスカのアルファライト500Xにナンガのインナーシーツ+シュラフカバーで寒さを感じずに寝ることができましたが、他の2人は寒くて一睡もできなかったようです。(笑)

翌朝は雲一つない晴天です。

 

朝ごはんはパンとコーヒーのみでしたが、二日酔いで頭が痛くて食べられないのでちょうど良かったです。

車で帰る途中に富士山がきれいに見えました。

天然温泉海辺の湯 金谷店で温泉に入り昼食をとって2時間ほど仮眠してからアクアラインで東京に戻りました。

気の合った仲間とのグルキャンも、たまには良いですね。

3シーズンシュラフで冬キャンプ

シュラフシュラフは3シーズンモデルのイスカ アルファライト500Xを愛用しています。 

コスパの良い化繊シュラフで重さは1kgです。

このシュラフ、メーカー公式では「最低使用温度:0℃」となっていますが体感的には10℃を切ると寒いので冬キャンプでは安価な封筒型シュラフと2枚重ねにして使っていました。

ただ、これだとシュラフを2つ持っていくことになり徒歩キャンプではかさばります。

そこでコンパクトなシュラフカバーとインナーシーツを買いました。どちらもナンガです。

右:WATER PROOF スリーピングバッグカバー

中央:スリーピングバッグインナーシーツ

カバーは公式オンラインショップに「保温力を高めるカバーとして使用できます」と記載があったので期待できます。防水透湿の生地で505g。シーツは肌触りの良い薄い生地で保温力より通気性を重視している製品のようです。こちらは425g。

この3枚でどの程度の寒さに耐えられるか、ベランダキャンプで試してみました。

ベランダのコンクリートからは、100均ブルーシート→テントの生地→100均銀シート→キャプテンスタッグのキャンプマット→リッジレストの半身マットになります。

キャンプ用の枕(Mont-bell)も使います。

服はいつもキャンプで着ている服(上:Tシャツ+長袖Tシャツ+フリース、下:裏起毛の長ズボン+靴下)ですが、寒かったときのためにダウンジャケットとホッカイロをテント内に用意しておきます。

2023/2/15 今夜から明日の朝にかけての予想最低気温は-1℃。耐えられなくなったら部屋に戻るだけですので安心です。

夜の11時30分頃テントに入って寝る準備を始めました。外気温が測れる温度計を買ったので測定したところ、外気温1.9℃、幕内温度4.8℃でした。

シュラフに入り、シュラフシュラフカバーのドローコードを引っ張って顔だけ出して寝始めたところ、すぐにシュラフ内が温まってきてました。

シュラフカバーにドローコードがついていて閉められるのはポイント高いです。

あまり期待していなかったインナーシーツですが、明らかにシーツ内の空気のほうがシーツとシュラフの間の空気より暖かいので、薄い生地ですが保温効果は高いようです。安価な封筒型シュラフの二枚重ねより暖かく、とても快適なのでシュラフに入って15分もしないうちに眠りについて、そのまま朝までぐっすり寝てしまいました。

朝6時頃起きて温度計にメモリーされている最低気温を確認したところ、外気温0.2℃、テント内3.2℃でした。

ダウンジャケットやホッカイロなどを使えばあと2、3℃低くなっても問題なさそうです。

インナーシーツは夏に単体で使えますし、雨の日や結露の多いタープ泊では防水のカバーがあると何かと安心ですので、冬以外でもこれから活躍してくれると思います。

 

 

パチグリル レビュー(239編)

前回レビューした398形状の焚き火台は薪が丸出しなので爆ぜたときに火の粉が飛んできてズボンに穴がたくさんあきました。

〈パチグリル レビュー(398編)〉https://ponda24.hatenablog.com/entry/20230102/1672671270

そのため難燃素材のブランケットを探したのですが、それなりにいいお値段するので購入を悩んでました。そんなときに二次燃焼ストーブのような筒状のピコグリルがあることを知りました。ピコグリル239です。

これはいい!と思い、パチもんが出ていないか探したところ、ありました。huanbushの焚き火台(大)です。難燃ブランケットより安い2,090円でした。※同じ形でピコグリル85のサイズに近い(小)も販売されています。

ワンタッチで筒状の焚き火台になり重さ260gと超軽量です。(ワイヤーハンガー、スピット、ケース含む)

ワイヤーハンガー(中央の棒)とスピットを並行にして使うと3本になるので小さめのクッカーも乗せられます。またスピットを乗せる部分の焚き火台のふちが少し凹んでいることでワイヤーハンガーとスピットが同じ高さになるように工夫されているので安定して使えます。

愛用しているモンターナの二次燃焼ストーブより二回り大きく炎が出る部分も大きいので、調理だけでなく焚き火も楽しめそうな感じです。

但し筒状とはいえ側面に大きな穴があいており、上部の開口部も大きいことから火の粉が飛んでくる可能性はあります。

早速、試してみます。

ダイソーの300円の焚き火シートの上に100円の焚き火シートを敷いています。風防も100均です。どちらもサイズ感がピッタリです。

火がつくとあっという間に燃え広がり、物凄い火力になります。

火が落ち着いてきたのでスピットを使ってスノピのチタンシングルマグ450でお湯を沸かしてみます。

すぐに沸騰します。

二次燃焼ストーブのように筒状なので火があたりやすく、調理がしやすいです。

気になる火の粉の飛び具合ですが、横の穴からはほとんど出てこないのですが、上の開口部から飛んでくることがあります。上からなので焚き火台から多少距離を取れば服まで届かない感じです。感覚的な話ですが火の粉の飛び具合を数値化して396を10、二次燃焼ストーブを1とすると239は3ぐらいかなと思いました。ほとんど出てこない感じです。

焚き火を終えて焚き火シートを見ると100円、300円の両方とも焦げていました。

火床が地面から近いことと、火床の穴から火が落ちてくるためだと思います。そこで100円のシートの代わりにセリアのステンレスパッドを敷いてみました。 

すると300円のシートはこれ以上、焦げなくなりました。

この焚き火台

  • 筒状なので調理しやすい
  • 筒状なので火の粉があまり飛んでこない
  • 上部の開口部が広く焚き火も楽しめる

と、三拍子揃っていて、とても気に入りました。メインの焚き火台になると思います。