GeerTop 軽量ワンポールテント
キャリーカートでは行けないお山のテント場に行きたいと思い、軽量なテントを探していたところ「軽い、安い、かっこいい」と三拍子揃ったテントを見つけてしまい、ついポチってしまいました。
GeerTopのソロテントです。
実際にどうなのかレビューしていきます。
まずは重さですが付属品すべて含めて989gと軽量です。
青いきれいなV字のアルミペグ(9本)と足元を立ち上げる短いポールが付属します。
メインのポールはついておらずトレッキングポール1本で立ち上げる構造です。
家で広げてみると床は5角形になっていました。非自立形のシングルウォールテントですが前室があり、前室との堺の面がメッシュになっている構造です。
生地はフロア部(黒い生地)、本体部(緑色の生地)ともに20Dでフロア部はリップストップ生地になっていますが、破れるのではないかと心配になるくらい薄いです。
早速、河原のキャンプ場で張ってみます。
いきなり穴が開くのは嫌なので平らな土の地面を選びます。グランドシートはブルーシートを床の形に切って自作しました。
ペグを打ちトレッキングポールで立ち上げましたが正面左側に傾いてしまいます。
正面右側の前室部分のフライシートを強く引っ張ってもなかなか真っ直ぐにならないのでテントの頂点についているループにガイロープをつなぎそこを引っ張ってみました。
するとほぼ真っ直ぐになりました。
かっこいいです。
テント内は横になったときに頭側が高くなっているので圧迫感はありません。座ると両サイドの生地が頭に触れますが高さ的には問題なく着替え等はできそうです。
五角形のため荷物を置くスペースもあります。
足元は一番狭い部分で幅60cmあるのでBUNDOKのマット(幅56cm)がちょうど収まります。
前室右側のフライをポールで立ち上げると、小さな屋根ができます。
暑い日はこの状態で寝るのが涼しくて良いかと思います。※中は丸見えですが。。。
ちなみにベンチレーターが頭上と足元の計2箇所にありますが結露防止用で穴が小さいのでクローズしたときの風通しは、それほどよくありません。前室を締め切ると春の日差しでもテント内は暑くなりました。
〈まとめ〉
よく考えられた構造で無駄のない軽量コンパクトな良いテントだと思います。生地がとても薄いですが他のUL系テントのスペックを見ても15〜20Dが多いので最近のUL系テントはみんなこんな感じなのかもしれません。破かないように大事に使っていきたいと思います。