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パチグリル レビュー(239編)

前回レビューした398形状の焚き火台は薪が丸出しなので爆ぜたときに火の粉が飛んできてズボンに穴がたくさんあきました。

〈パチグリル レビュー(398編)〉https://ponda24.hatenablog.com/entry/20230102/1672671270

そのため難燃素材のブランケットを探したのですが、それなりにいいお値段するので購入を悩んでました。そんなときに二次燃焼ストーブのような筒状のピコグリルがあることを知りました。ピコグリル239です。

これはいい!と思い、パチもんが出ていないか探したところ、ありました。huanbushの焚き火台(大)です。難燃ブランケットより安い2,090円でした。※同じ形でピコグリル85のサイズに近い(小)も販売されています。

ワンタッチで筒状の焚き火台になり重さ260gと超軽量です。(ワイヤーハンガー、スピット、ケース含む)

ワイヤーハンガー(中央の棒)とスピットを並行にして使うと3本になるので小さめのクッカーも乗せられます。またスピットを乗せる部分の焚き火台のふちが少し凹んでいることでワイヤーハンガーとスピットが同じ高さになるように工夫されているので安定して使えます。

愛用しているモンターナの二次燃焼ストーブより二回り大きく炎が出る部分も大きいので、調理だけでなく焚き火も楽しめそうな感じです。

但し筒状とはいえ側面に大きな穴があいており、上部の開口部も大きいことから火の粉が飛んでくる可能性はあります。

早速、試してみます。

ダイソーの300円の焚き火シートの上に100円の焚き火シートを敷いています。風防も100均です。どちらもサイズ感がピッタリです。

火がつくとあっという間に燃え広がり、物凄い火力になります。

火が落ち着いてきたのでスピットを使ってスノピのチタンシングルマグ450でお湯を沸かしてみます。

すぐに沸騰します。

二次燃焼ストーブのように筒状なので火があたりやすく、調理がしやすいです。

気になる火の粉の飛び具合ですが、横の穴からはほとんど出てこないのですが、上の開口部から飛んでくることがあります。上からなので焚き火台から多少距離を取れば服まで届かない感じです。感覚的な話ですが火の粉の飛び具合を数値化して396を10、二次燃焼ストーブを1とすると239は3ぐらいかなと思いました。ほとんど出てこない感じです。

焚き火を終えて焚き火シートを見ると100円、300円の両方とも焦げていました。

火床が地面から近いことと、火床の穴から火が落ちてくるためだと思います。そこで100円のシートの代わりにセリアのステンレスパッドを敷いてみました。 

すると300円のシートはこれ以上、焦げなくなりました。

この焚き火台

  • 筒状なので調理しやすい
  • 筒状なので火の粉があまり飛んでこない
  • 上部の開口部が広く焚き火も楽しめる

と、三拍子揃っていて、とても気に入りました。メインの焚き火台になると思います。